概要
特異性や染色プロトコールの情報がない染色の条件が確立していない抗体の抗原賦活化条件・抗体希釈濃度の条件検討から承ります。
条件検討は抗体によって下記の3つのコースから検討を実施致します。
- フル条件検討(fig.1)
抗原賦活化(熱処理、酵素処理、無処理)とそれぞれの抗体濃度の検討を全て行います。
研究室で作製された自家製抗体や染色プロトコールの情報がない抗体で行います。
- 抗体濃度検討
抗原賦活化の条件が決まっている抗体で行います。
- プレテスト染色
信頼性の高い抗体や、ジェノスタッフで染色プロトコールが既に決まっている抗体の確認染色を行った後、検体の染色を行います。
○パラフィン切片
抗原賦活化3条件 ×
抗体濃度3条件 ×
抗体
・熱処理 ・10μg/mL ネガティブコントロール抗体
・酵素処理 ・2μg/mL
・無処理 ・0.4μg/mL
熱処理と致しましても、マイクロウェーブ処理・温浴処理等の適切な処理を検討することとなります。
また、処理バッファにつきましてもクエン酸・EDTAなど必要に応じまして検討することとなります。
サービス内容
1次抗体のみご用意ください。(2次抗体・発色基質はジェノスタッフでご用意します。)
- 抗体条件検討
1. フル条件検討
2. 抗体濃度検討
3. プレテスト染色
- 本試験
プレテストで得られた適切なプロトコールで染色します。
* ジェノスタッフでは、蛍光標識検出については、承っておりません。